BeaconとAnchor
Beaconは、ノードが自身の状態を宣言して署名したBeacon Fileを検証し、その検証対象を別のチェーンへ関連付けるための機能です。
Beaconがあるだけでノードを無条件に信頼できるわけではありません。誰が署名したか、どのネットワークとブロックを宣言しているか、現在取得できるノードの状態と一致するかを段階的に確認します。
検証の段階
- ファイルの検証:Beacon Fileの形式、ハッシュ、署名をローカルで確認します。この段階ではノードへ接続しません。
- ノードとの照合:利用者が明示的に実行したとき、ノードへ接続し、鍵、チェーン、ブロックの状態が宣言内容と一致するか確認します。
- Anchor:確認したBeaconに関する記録を、別のネットワークへ書き込みます。
- 発見:Registryに記録された情報からBeaconやノードを探索し、ネットワーク間のAnchor関係を確認します。
Anchorが示すこと
Anchorは、あるBeaconに関する情報が対象チェーンへ記録されたことを確認する根拠になります。元のノードが将来も応答すること、宣言内容が現実世界で真実であること、Anchor先のチェーンが永久に稼働することまでは保証しません。
再検証には、少なくとも次の情報が必要です。
- 元のBeacon File
- 署名者を確認するための鍵情報
- 宣言されたネットワークとブロックの識別情報
- Anchorを含むトランザクションと対象ネットワーク
- 検証に使用した形式と手順
Trust Anchorとの関係
BeaconやAnchorを検証の起点として採用する場合、それはTrust Anchorの一つになります。ただし、登録されていること自体を正しさの証明とは扱いません。取得経路、署名者、確認時点、別の取得元との一致を記録し、どの前提で採用したかを明示してください。
BEYONDの信頼モデルは BEYONDの信頼モデル、長期的な保存の考え方は Chain Finalization を参照してください。