デスクトップ版とWeb版
BEYONDには、インストールして使うデスクトップ版と、ブラウザで使うWeb版があります。基本画面は共通ですが、端末内の鍵やファイルシステムを扱う機能、ノードへの接続方法、画面を閉じた後の動作が異なります。
このページのデスクトップ版の説明は、現行のWindows版を基準にしています。ほかのOS向けのビルド設定が存在することと、そのOSで全機能が検証済みであることは同じではありません。
機能の違い
| 機能 | デスクトップ版 | Web版 |
|---|---|---|
| Studioからの記録 | 利用可能 | 利用可能 |
| Verified Browserでの閲覧 | 利用可能 | 利用可能 |
| ネームスペースの登録・エイリアス管理 | 利用可能 | 利用可能 |
| Vault(ファイル暗号化キーの管理・復旧) | 利用可能 | 利用不可 |
| 新しいファイルの暗号化 | 利用可能 | 利用不可 |
| 暗号化された記録の閲覧 | 暗号化キーまたは共有パスワードで復号 | 共有パスワード付き記録と旧形式のみ復号可能 |
| Verified Drive | Windows版のみ | 利用不可 |
| LAN内ノードの検出・直接接続 | 利用可能 | 利用不可 |
| ウィンドウを閉じた後の処理継続 | タスクトレイで継続 | タブやブラウザを閉じると停止 |
| アプリの自動更新 | なし。新しいインストーラーで更新 | 配信側が更新。キャッシュにより反映が遅れる場合がある |
確認基準は 0.9.0-beta.1 です。更新通知が必ず届くとは扱わず、利用中のバージョンと 公式配布情報 を確認してください。更新手順は ダウンロードとインストール にまとめています。
どちらを選ぶか
次の場合はデスクトップ版が適しています。
- ファイルを暗号化して記録する
- Windows上のVerified Driveへ記録を同期する
- LAN内のプライベートチェーンへ接続する
- 大きな記録処理をタスクトレイで継続する
閲覧、共有URLからの確認、通常の記録など、ブラウザ内で完結する用途ではWeb版を利用できます。ただし、大きなファイルを書き込む間はタブを閉じず、進行状態を確認してください。ブラウザやOSがバックグラウンド処理を制限する場合があります。
ノードへの接続
- HTTPSノードは、ノード側のCORS設定が許せば両方から接続できます。
- デスクトップ版は、登録・許可されたHTTPノードやLAN内ノードへの接続をアプリ内部で中継します。
- Web版からLAN内のHTTPノードへ直接接続することはできません。
- Web版のHTTP中継は、配信環境で有効化されている場合に限り、許可された公開ノードを対象に利用できます。
接続先の制約は Network Profile も参照してください。
ローカルデータとバックアップ
デスクトップ版とWeb版では、アドレス帳、設定、ジョブなどを保存する領域が別です。一方で入力した情報が、もう一方へ自動同期されることはありません。
設定のエクスポートには、すべての情報が含まれるわけではありません。未完了ジョブ、メッセージ、お気に入り、ファイル暗号化の設定などは別に扱われます。Web版ではサイトデータを削除するとブラウザ内の設定も失われるため、必要な情報を事前にエクスポートしてください。
ファイル暗号化の復旧には通常の設定エクスポートではなく、初回設定時に保管した復旧フレーズが必要です。詳しくは ファイルを暗号化する を参照してください。